Javaでブレークポイントを利用してデバッグ出力

JavaScriptブレークポイントを利用して、デバッグ出力を行う方法が紹介されていました。

Firebugでは条件付きブレークポイントが使えるので、
scriptタブにて該当行にブレークポイントを貼り、
条件としてconsoleへの出力を||区切りで、最後に&& falseを入れる。

http://d.hatena.ne.jp/monjudoh/20100223/1266918400

条件付きブレークポイントが可能なデバッガであれば原理は同じかと思い、Java(Eclipse)でも試してみました。Javaの場合も同様のことが行えました。
Eclipseの場合、ブレークポイントのプロパティで、条件部分にそのまま出力を記述すればOKです。

これを設定しておけば、ここを通るたびにデバッグ出力が行われます(止まらずに)。

Javaの場合はソース自体が常にクライアントに置いて開発を行う状態なわけで、ブラウザでのデバッグほど用途はないかもしれません。利用しそうな場面として思いつくのは、外部参照したAPIデバッグする場合等になるかと思います。(但し、その場合もコンパイルされた時に行番号情報が付加されているものでないとブレークポイントは利用できないため注意が必要。またJSPでは条件付きブレークポイント自体が利用できません)。

ただ、条件付きブレークポイントが使えるものであればどのプログラムのデバッガでも同じことが行えると思うので、一つのテクニックとして留めておこうと思います。